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事故・災害・緊急

【放射能事故】福島 避難生活者「私は東電を許します」

避難生活者の一部の人たちの意見だが、事実としてこういう人たちがいることを知っておきたい。 「まさか、本当にこんなことになるとは思わなかった。どんな地震が起きても安全だ、安全だといわれて、私たちもそれを信じてましたから」 国家公務員を定年退職後、福島第二原発に管理事務として再就職し、10年間働いたという80代の男性は、淡々とした口調でこう語った。第二原発は事故を起こしていないが、第一原発から20km圏内にあるため、男性の住む福島県双葉郡富岡町の住民たちは、郡山市にあるイベント会場で不自由な避難生活を送っている。しかし、「安全」という言葉を裏切った国や東京電力への怒りは、意外なほど感じられない。

【韓国】震災募金を中止、竹島問題に抗議

竹島問題に抗議、韓国が震災募金を中止・返還・用途変更へ 韓国中部の忠清北道槐山郡は6日、竹島(韓国名・独島)は日本の領土と明記された中学校教科書が検定合格したことに抗議し、東日本大震災の被災者を支援するための募金活動を中止したと発表した。竹島問題で震災募金を中断した地方自治体は、同郡が初めて。複数の韓国メディアが伝えた。

【宮城】亘理町、独自の通行証発行 見物人を仕分け

<東日本大震災>「見物人」増で車両規制宮城・亘理町、独自の通行証発行 ガソリン供給や道路事情の改善で東日本大震災の被災地への交通アクセスが改善されるにつれ、被災地への“見物人”が増え始めている。行方不明者の捜索やがれき撤去の妨げになるケースもあり、宮城県亘理町は被害が大きい地域に入る車両を規制することを決め、町長が発行する通行許可証を5日から被災者に配り始めた。

【復興支援】大人たちに前進力を 全国で取組み

復興に向け、強い希望が持てる環境作りが必要 国内各地では被災者に向けた相談窓口を広げている。自衛隊や消防・警察による物理的救済は続いているが、避難生活者への精神的ケアはこうした草の根の人たちによる地道な活動が中心となる。今後の復興には欠かせない、最も大切な救済活動だ。

【放射能事故】浪江町 東電の見舞金を拒否

東京電力が、福島第1原子力発電所の事故で避難指示を受けた10自治体に対し、見舞金を支払った。 この記事で注視したのは、「浪江町を除く9市町村が受け取りに同意した」ことだ。なぜ浪江町だけが受け取りを拒否したのか、その理由が明らかにされていない。もはや金銭では解決できない状態であると察するが、今後の復興事業に向けて、この浪江町の真意を知ることが重要だ。

【花岡信昭】復興策実現には政治に対する信頼が必要だ

出でよ、平成の後藤新平 「3・11東日本大震災」から20日たっても、福島第1原発は「深刻な事態」を脱していない。死者・行方不明者は2万7000人を超えた。 戦後最大の大惨事に対して、日本政治が有効に機能しているのかというと、なんともおぼつかない。救援から復興の段階を迎えようとしているとき、「平成の後藤新平」がどうしても必要だ。

【宮崎正弘】中国紙、日本の大震災は千載一遇の機会だ

中国の経済専門新聞「第一財経日報」(3月29日)は、「日本の大震災と不況入りは中国にとって千載一遇の機会であり、これを契機に中国企業が基幹部品や素材の供給先として日本の地位を一気に奪える」とホンネにしたがって扇情的な報道をした。

【災害情報】がんばっぺ、ニッポン!/ダニエル・カール

ダニエルカールさんはyoutubeにおいて、原子力発電所事故に関する海外メディアの過剰報道に警告を発し続けている。 海外向けに英語で配信していたが、今回は「ストップ・ザ・ヒステリア#6」として、日本語で発信した。

【水俣病】チッソ分社化で事業譲渡

チッソ分社化で事業譲渡 JNCきょう営業開始 水俣病の原因企業チッソ(東京)は3月31日、水俣病特別措置法に基づく事業再編(分社化)で全ての事業、資産を100%子会社の「JNC株式会社」に譲渡した。患者補償や公的債務返済は引き続き親会社チッソが担い、事業部門に特化したJNCが1日から営業を開始する。

【花岡信昭】 両陛下が避難所へ

腰をかがめ、あるいはひざをつけられて、両陛下は被災した人たち一人ひとりに話しかけられた。 救援作業の邪魔にならないようにと、この日まで待たれ、都内の避難所へのご訪問となった。陛下の国民向けメッセージといい、計画停電に合わせて毎日電気をつかわない時間帯を設けられていることといい、目がうるんでくる。

【宮崎正弘】TIMEが日本の若者を称賛

震災後のボランティアが拡がり、友情の輪が拡がり 政府の無能だけがひたすら顕著になる日々に若者が立ち上がる 若い世代のなかには、何をして良いか分からないが、何かをしなければいけないという焦りが拡がり、ボランティアや寄付行為が拡がり、中央募金会と赤十字に寄せられた金額は未曾有の数字となり、義援金ばかりか救援物資は品目の指定があったにも拘わらず各自治体の窓口に積み上げられた。

【岩手】道警・刑事部隊泥を洗い、検視、特徴記録

岩手で検視、道警・刑事部隊泥を洗い、丹念に特徴記録 東日本大震災で、岩手県宮古市に派遣されている道警の「刑事部隊」約20人が、犠牲者の検視に当たっている。仮設の遺体安置所に次々と運び込まれる遺体の中には、津波にのまれて着衣が破れたり、所持品が流されたりして、身元を示すものがないことも多い。しかし、「少しでも早く家族の元に帰してあげたい」という思いを支えに、遺体の小さな特徴も事細かに記録して、連日、懸命の身元確認作業を続けている。

【台湾】李登輝元総統、地震へのお見舞い

李登輝元総統が本会総会にインターネット中継で地震へのお見舞いメッセージ 蔡焜燦氏や史明氏、謝長廷氏なども日本語でメッセージ 昨日午後4時から本会の第9回総会が東京・千代田区内のアルカディア市ヶ谷で行われ、その冒頭、李登輝元総統がインターネット中継を通じて、日本に対してこのたびの地震に対するお見舞いのメッセージを述べられた。

【東日本大震災】身元不明の55遺体、自治体に

テレビの映像には出ない、こうした惨状を現地の人たちは毎日見ている。人としての最後の尊厳さえもない現実だ。 毎日jpを転載 東日本大震災:身元不明の55遺体、自治体に引き渡し--警察庁 警察庁は28日、東日本大震災の被災地で発見され、身元不明のまま自治体に引き渡した遺体は55体に上ったと明らかにした。いずれも福島県内で、家族全員が行方不明のため身元確認に必要な情報が得られないケースが多いという。

【西村真悟】天皇の国における未曾有の天変地異

天皇皇后両陛下は、第一グループの自主停電時間に合わせて皇居、御所の電気を切っておられる、と伝えられた。まことに、心にしみるありがたさである。 私の郷里堺には、第十六代仁徳天皇の御陵がある。この御陵から北に約十キロの上本町台地に高津宮がある。

【宮崎正弘】米国の懸念は、日本が米国債を売ること

米国議会に拡がる懸念は 福島原発パニックより「日本は米国債を売るのでは?」 復興資金確保に米債売却も選択肢だが、海外債権を切り売りできる「債権大国」 米国議会に拡がる不安は日本が復興資金調達のため保有する8860億ドルの米国債を市場で売却し始めるのではないか」という懸念に立脚する。

【花岡信昭】なんともあやしい暫定基準値

政府の危機管理はどうなっているのか。いたずらに風評被害をあおりたてているだけではないか。 各地で放射線測定を徹底させるのは当たり前の対応だが、これまでのところ、健康にまったく害がない水準の数値を公表して大騒ぎさせている。 米ホワイトハウスが同じような立場になったら、測定値は徹底して一括管理し、発表するかどうか、きわめて高度な政治判断によって決めるだろう。

【花岡信昭】国家の危機管理がプロらしくない

国家の危機管理がプロらしくない 「3・11」から2週間。被災地の多くの避難所は依然としてガソリンや食糧、水などあらゆるものが不足している。 避難してからの死者も増えた。改めて指摘しなくてはならないが、「3・11」の巨大地震と巨大津波の死者は天災によるが、その後の死者は人災によるものだ。

【ミャンマー】東部でM6.8地震

24日、タイ国境に近いミャンマー東部で強い地震が発生した。ミャンマー、タイ両国の当局が25日明らかにしたところによると、これまでに25人の死亡が確認された。

【水俣病】不知火患者会東京訴訟が和解

不知火海沿岸から関東などに移住した水俣病不知火患者会の未認定患者が国と熊本県、原因企業チッソに損害賠償を求めた訴訟は24日、東京地裁(松並重雄裁判長)で和解が成立した。同会の集団訴訟で初の和解。熊本地裁で25日、大阪地裁でも28日に和解が成立する見通し。

【神戸】「できますゼッケン」考案 背中に明示

支援、復興に向けて、阪神大震災を経験した神戸市から、ボランティア活動を効果的にするための「できますゼッケン」を背中に明示し周囲に知らせる取り組みが始まった。 産経ニュース 2011.03.24を転載 「できますゼッケン」 …

【視点】報道スタンスの重要性 混乱を誘発するな

決して原発事故ではない。事故時に使用される対策拠点が、津波によって使用不能になったのだ。記事のタイトルが悪い。これでは「女川原発」「壊滅」というのが目に映る。こういうときは「女川原発 M9.0にも耐えた安全性 監視センターに津波被害」というタイトルで報じてほしい。安全を主張したのちに問題点や被害状況を知らせれば、不安や混乱を招くことはない。 原発関連で壊滅的な被害を前面に出したら誤解が生じ、不安と混乱を招くことになるだろう。

【復興】息吹き返した大動脈…東北・磐越道で規制解除

息吹き返した大動脈…東北・磐越道で規制解除、鉄道・港も急ピッチ 壊滅的ダメージで寸断されていた交通網の修復作業が急ピッチで進んでいる。東日本大震災から2週間。東北道と磐越道で実施されていた交通規制が24日、全面解除となり、物流の大動脈が息を吹き返した。鉄道、港湾も相次いで再開し、被災地の復興支援活動が本格化する。

【災害】政府、災害補償に露骨な責任逃れ

露骨な責任逃れをする権力である。 “ 原子力損害賠償法 ” には、「社会的動乱、異常に巨大な天災地変の場合」にはすべてを国が補償するとの例外規定がある。 政府は、今回の事故の原因が「社会的動乱」や「異常に巨大な天災地変」にはあたらないとしているが、ではいったいなにが原因だというのか。今回の原発事故は「異常に巨大な天災地変」であることは世界中の人々が証言するだろう。

【真相究明】地獄から逃れた、日本国万歳 / 副島隆彦

副島国家戦略研究所(SNSI)主宰の副島隆彦氏は、3月19日から20日にかけて福島第一原子力発電所から8kmという距離まで接近し、放射能の線量(せんりょう)がわずか15マイクロシーベルト毎時(15μSv/h)であることを確認した。 それを自身のサイト「副島隆彦の学問道場」<今日のぼやき>で綴っている。

【災害復興】中小企業復興のための情報

東京都港区に本社を置く、事業再生コンサルティング会社「フィナンシャル・インスティチュート」は、この度の東日本大震災に際して、被災地企業だけでなく全国の中小企業において、この緊急状況ではまず資金繰りをスムーズにまわしていくことを提言している。

【災害情報】放射能検出の生鮮品「影響ないレベル」

放射能検出の生鮮品「影響ないレベル」専門家、過剰反応戒める 設定された放射能の暫定基準値を超える放射能が19日、生鮮品から検出された。専門家からは、「仮に出荷され、口に入ったとしても、人体に全く影響のない数値」として、過剰な反応をしないよう呼びかける声があがっている。

【福島原発】被曝覚悟/消防庁ハイパーレスキュー

被曝覚悟の350メートル 消防隊見守る妻「日本の救世主に」 見えない「敵」との戦いだった。福島第1原発事故で19日未明の放水活動を行った東京消防庁ハイパーレスキューの第1陣が19日夜に帰京。同庁で会見した。廃虚と化した原発内で被曝(ひばく)しながら、ホースを手作業で広げる決死の作業。隊長らは「無事にミッションは達成した」と胸を張る一方、「隊員の家族には心配をかけた」と涙で言葉を詰まらせた。

【福島原発】指揮官 「もう一度命じられれば、行く」

放水活動の警視庁指揮官が心境語る 「もう一度命じられれば、行く」 「現場で懸命に作業する人たちを見て、少しでも役に立ちたいと思った」。 福島第1原発事故で初めて地上からの放水活動を敢行した警視庁機動隊。部隊を率いた警備2課管理官、大井川典次警視(56)が20日、心境を語った。「もう一度命じられれば、行く」。任務を無事終えた指揮官は力強く語った。

【桜林美佐】原発へ、自衛隊員の半端ではない使命感 

自衛隊の存在なくしてこの大災害の救済・復興はなしえない。 国難にあって、あらためて国防の重要性、自衛隊の存在意義を確認したい。こうした自衛隊員がいることを、日本人として誇りに思う。 JB PRESS 「国防」最新記事 桜林 美佐 2011.03.22を転載 一体どこから来るのか、 自衛隊員の半端ではない使命感(桜林 美佐)   「自分が行きます!」 全ての隊員が口を揃えた。福島第一原発に放水をするため、陸上自衛隊のヘリコプター「CH-47」が出動することになった時のことだ。

【災害情報】海外に正確な情報を ダニエル・カール

東日本大震災の被害情報は、ドイツや台湾・中国などで過剰報道されているが、日本語の現地報道が海外メディアに正確に伝わらず、津波や原発事故の映像だけが先行して想像を煽っている感がある。政治的なプロパガンダも見逃せないが、まず日本側にたった正確な情報を発信する欧米人が少ないことも大きく影響している。

【災害】復興作業に法の壁

時間的猶予のない復旧作業に法律的障害がでてきた。 大規模な津波によって、個人の敷地内に所有者の分からない車などの動産類が散乱し、それを処分できない事案が多発している。これについて役所も判断ができない状態だという。元来、法とは人を守るためのものだが、必ずしもそのように作用しているとはいい難い。場合によっては法によって苦しむことがあり、この場合もそうだ。

【災害】被災地取材の現場から/ロイター 中尾友里子

私にとっての初めての地震取材は、観測史上最大規模で、被害が壊滅的なものになった。 一番辛いのは、この悲劇で被災した方や家族を亡くした方々の気持ちを思うことだ。がれきの山や壊滅的な光景、原子力発電所から立ち上る煙の後ろには、住み慣れた家や愛する人を失い、仕事や望みも奪われ、放射能漏れの恐怖とも戦わなければならない人たちがいる。

【米軍】放射能スペシャリスト緊急来日

東日本大震災で被災した福島第1原発の事故で、東京消防庁のハイパーレスキュー隊は19日未明、3号機への放水作業を行った。原発危機が依然として続くなか、米国防総省は事態悪化に備え、放射能被害管理などを専門とする約450人の部隊を日本に派遣する準備に入った。大規模な部隊派遣は、日本から正確な情報が届かないことへのいらだちを示すと同時に、米国が事態を深刻視していることの表れといえる。

放射線、「人体影響ない」/枝野幸男官房長官

枝野幸男官房長官は19日午後の会見で、福島県内の牛乳と茨城県内のホウレンソウの一部から、食品衛生法上の暫定基準値を超える放射線量が検出されたと発表した。いずれも、直ちに人体に影響を及ぼす水準ではないとしている。

【田母神俊雄】東日本大震災に思う

東日本大地震の破壊力の凄さには驚いてしまう。テレビなどで反復報道される映像を見て、津波のエネルギーにも今更ながらびっくりしている。被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げたいと思う。私も福島県の出身であり、いわき市などに知り合いも沢山いるので、当初、電話も通じずに安否の確認にやきもきした。幸い親族はみな無事であることが確認できたが、いまだ連絡のつかない友人もおり心配である。

【水俣病】救済 居住地・出生年「範囲外」も対象

訴訟上の和解による未認定患者救済を目指す水俣病不知火患者会は18日、居住地や出生年が救済対象の範囲外でも、救済対象と判定された原告がいたことを明らかにした。

【災害情報】放射線防護情報センター 「避難者は安全域」

放射線防護情報センター代表・高田純教授によれば、今回の福島原子力発電所の事故で避難生活者に与える放射能レベルは<E>の安全域であるという。(以下、資料参照) 日本の軽水炉の安全技術は世界最高のもので、実証もされている。今 …

【災害】福島第二原子力発電所 現場の声

福島第二原子力発電所の現場に勤務している女性の日記。震災当時の現場の様子や社員たちによる命がけの作業を綴っている。この人たちがいたから原発事故の惨事は避けられた。感謝し、思いを寄せ、無事を祈りたい。 UNDEFEATED Blogより転載 東京電力 福島第二原子力発電所 電気機器グループ 大槻路子さんの日記 今日の朝方 発電所から避難させられ福島の親戚の家で家族と合流しました。 とりあえず私は無事です。

【緊急提言】佐々淳行 国家危機管理の諸施策

今回の震災で被災されました方たちには、心より御見舞い申し上ます。 不幸にも犠牲となられてしまいました方には、心よりご冥福をお祈りいたします。 避難生活をお送りの方には、苦しい毎日でしょうが、必ず日は昇りますので、気持ちを強く持って、頑張っていただきたいと思います。 また、私は、以下の緊急提言をいたします。 序――福島原発の爆発事故の可能性が高まっている。

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