24日、タイ国境に近いミャンマー東部で強い地震が発生した。ミャンマー、タイ両国の当局が25日明らかにしたところによると、これまでに25人の死亡が確認された。

米地質調査所(US Geological Survey、USGS)によると地震の規模を示すマグニチュードは6.8。揺れは、震源から800キロから離れたタイのバンコク(Bangkok)や、隣国ベトナムのハノイ(Hanoi)、中国の一部でも観測されたという。

ミャンマー当局によると、震源に近いTarlayでは5寺院と建物35棟が倒壊し、男性11人、女性12人の死亡が確認された。道路が損壊して孤立している地域もあり、犠牲者はさらに増える恐れがあるという。