2010年11月27日 コラム国際情報解析真相究明紛争転載記事
北朝鮮は貧しい弱小の国だから中国にお世話にならないとやっていけない。属国のようなものだという意見をよく耳にする。実際はその逆ではないか?旧ソ連と中国を天秤にかけながらたくましく生きてきた国だ。か弱い日本外交の物差しでは計れないだろう。
目標達成のためには手段を選ばず成し遂げてきた
中国側の朝鮮自治区にいた朝鮮系アメリカ人を、「不法に入国した」として拉致してピョンヤンのホテルに軟禁し、アメリカとの対話を実現した。当時出てきたビルクリントンは民間人とはいえ元大統領で妻は現職の国務大臣だ。民間人としては最高峰の人材を引き出したといえる。今回の韓国への砲撃は後継者固めに国内を纏めるためとも言われている。アメリカは中国に仲裁させようとし、中国はアメリカの態度が悪いからこうなったという。要するに北朝鮮に翻弄されているのだ。