拳銃使用など出来ないといってもいい日本の巡査が、石灯籠を振り上げて襲い掛かってくる者に対して身の危険を感じたからこそ拳銃を使用したのだ。尋常ではなかっただろう。死亡した中国人の所持品や交友関係、そして司法解剖はしたのか。その体内から覚せい剤反応があったか調べたのか。職務質問されただけで警察官に襲い掛かるということは、そうしてでも逃れたい事情があるからだ。本国の中国で同様のことをすれば射殺されるだろう。つまり日本の警察は何も出来ないと思い込んでいたのだ。
この巡査長を有罪にすれば、日本は治安を守れない国になってしまう。

<発砲死亡>巡査長に懲役4年求刑 宇都宮地裁

毎日新聞 12月21日(火)21時58分配信
栃木県西方町で職務質問に抵抗した中国人男性(当時38歳)に発砲し死なせたとして特別公務員暴行陵虐致死罪に問われた県警巡査長、平田学被告(34)に対する付審判の論告求刑公判が21日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)であり、検察官役の弁護士は「発砲以外の手段も可能だった」として懲役4年を求刑した。判決は2月10日に言い渡される。

起訴状に当たる地裁の付審判決定(09年4月)によると、平田被告は駐在所の巡査だった06年6月23日、路上で職務質問しようとした男性が逃げたうえ石灯籠(どうろう)の一部を振り上げ抵抗したため、拳銃を1発発射し腹部に命中させ死亡させたとしている。被告は公訴事実を否認し弁護側は「被告には生命への危険があった」などと無罪を主張した。【岩壁峻】