伊勢神宮では参拝者が過去最高を記録したという。今年は靖国神社も過去最高を記録している。外圧にさらされた弱腰外交が原因で、若い世代に危機感と愛国心が高揚してきたためだ。中国による尖閣諸島への領海侵犯、そしてその犯人が事実上無罪放免となったことを期に、各地で行われている市民集会やデモにおいても若い女性グループが目立ち、今までにない盛り上がりを見せている。
伊勢神宮がメディアでパワースポットとして紹介され注目を集めたことや、伊勢自動車道(津―伊勢間)の無料化社会実験実施などが、増加の要因と指摘されている、というが、実はそうではないのだ。
伊勢神宮参拝者が最多 「パワースポット」ブーム背景
三重県伊勢市の伊勢神宮は20日、今年の年間参拝者数が860万人を突破し、記録が残る1895年以降で最多を記録したと発表した。「パワースポット」ブームなどを背景に、幅広い世代が参拝したとみられる。
神宮司庁によると、これまでの最高は、20年に1度行われる式年遷宮があった1973年の約859万人だった。
参拝者の内訳は19日現在、内宮が約636万6千人、外宮が約223万7千人。伊勢神宮がメディアでパワースポットとして紹介され注目を集めたことや、伊勢自動車道(津―伊勢間)の無料化社会実験実施などが、増加の要因と指摘されている。
神宮司庁は「式年遷宮の年以外で記録が更新されたのは異例。日本文化への関心が高まっていることを示す」としている。