2010年11月28日 news国際情報解析政治転載記事
台湾で5大都市(台北、新北、台中、台南、高雄)の市長(都・府知事に相当)及び市議会議員の選挙の投開票が11月27日に行われた。
市長選挙の結果は、政府与党の中国国民党(国民党)が台北、新北、台中で逃げ切り、台湾南部の台南、高雄では民主進歩党(民進党)が圧勝した。市長ポストは両党現状維持となったが、全体の得票率では民進党が国民党を上回った。また、市議会議員選挙については、民進党が議席を大きく増やし、合計当選議席数で国民党と並んだ。
民進党は快勝とはいかなかったが、台湾の人口の6割を占める5大都市で国民党の得票率を上回り、党勢回復を印象づける結果を残したといえる。
(11/27 台湾中央選挙委員会開票速報より)
【台北市】