沖縄対策本部 2012年08月25日 を転載
8月24日発売の夕刊フジに沖縄でのオスプレイ配備に関する横断幕の件が掲載されました。
■【夕刊フジ】
沖縄でオスプレイ配備めぐり「横断幕合戦」(国家分裂を防ぐ情報戦)
オスプレイ配備に関心をもっている方のほとんどは、沖縄県民全員がオスプレイ配備を反対していると認識されている事と思います。
そして、中国に領有を主張されている尖閣諸島を行政区に持つにもかかわらず、当事者であるはずの沖縄県民がその抑止力となるオスプレイ配備に反対している事にあきれている人も多いと推測いたします。
■沖縄の偏向報道は、沖縄と日本政府の対立構図をつくる国家分裂工作
実は、沖縄の世論というのは左翼勢力(工作勢力)により作られているのです。つまり、マスコミが政治の動きを見て報道しているのではなく、マスコミがシナリオを既にもっており、そのシナリオにそって報道し政治を動かしていくのです。
それができる理由は、沖縄の地方公務員組織とマスコミが左翼組合にのっとられているからです。そのため、沖縄県民の一部である、自治労や沖教組の意見が、即沖縄県民の総意として報道され、全国の人がこれを信じてしまうのです。
これは、非常に危険な事です。
沖縄と日本の間に大きな溝をつくるからです。
今、日本の国際情勢は幕末と同じように植民地になる危機の中にあります。その危機を回避するため幕末の志士たちは、幕藩体制を中央集権国家に変えました。具体的には版籍奉還と廃藩置県を行い、続いて琉球を清国との朝貢冊封関係を停止し、沖縄県を設置したのです。
この国家体制で富国強兵策を行ったからこそ、西洋列強の植民地になる事を回避できたのです。
しかし、現在の日本は明治維新と逆のことをやっているのです。
それは、「地方分権・地域主権」と沖縄の「一国二制度」です。
江戸時代の藩主と同じように地方が主権を持つ体制にし、更に沖縄は琉球王国と同じように半独立国家として日本と異なる制度で外交貿易を行える方向にもっていこうとしているのです。
これでは、明治維新を成し遂げた志士の志と命を無駄にすることになります。
日本が分裂国家になったら、特に沖縄が一国二制度になったら、幕末の黒船より強大な中国の軍事力と工作の前では、あっという間に植民地化される事は火を見るより明らかです。
■「沖縄の真実」を伝える情報戦こそ国家分裂を防ぐ戦い
このように、沖縄の偏向報道は沖縄を精神的、政治的に日本から引き離し、日本を分裂国家へと扇動しているのです。
「沖縄県民全員がオスプレイに反対している」という偏向報道も沖縄を日本から分断する工作です。
そういう意味で、今回の夕刊フジの記事は、分断工作を打ち破る大きな効果があると思います。
「沖縄の真実」を伝える情報戦こそ国家分裂を防ぐ戦いです。
是非、この記事の拡散をお願いいたします。
(仲村覚)
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