竹島を不法占拠した
「ＧＨＱの傀儡」李承晩元韓国大統領を撃て！
「竹島は、歴史的にも国際法上も、日本の領土であることは何の疑いもありません。戦後、韓国は力をもって竹島を不法占拠したのです」
24日、日本の首相が公の場でようやく「竹島は日本の領土である」という当たり前のことを語った。これまで自民党政権時代も含め、このような当然の事実さえ主張できなかったことに、日韓関係がいかに歪かということがわかる。これで国際的にも、日本人が普通の常識を保ってさえいれば、竹島は少なくとも日韓で主張が食い違う「領土紛争地域である」と認められることは間違いない。
この主張は主権国家としてはごく普通のことだが、この首相官邸の記者会見で、野田首相が語った内容には、一カ所間違いがある。 野田首相は、「竹島の領有をアメリカに主張したが、アメリカは認めなかった」という部分である。これは正確には、「ＧＨＱ」である。
1940年代から50年代にかけて、韓国大統領に李承晩という人物が就任した（正確には48年8月ー60年4月）。
日本の固有の領土である竹島を不法占拠したのは、この李承晩大統領の時代である。
李承晩は40年代後半から、日本が敗戦で海軍が解体され、弱体化したのを良いことに、竹島に目を付け始め、日本の大野伴睦に対して、「竹島が欲しい」と持ちかけ、それがダメだと見ると、最後は「竹島を爆破したらどうか」と語りかけ、それを大野に一笑に付された、という記録が残っている男だった。
元々アメリカべったりの韓国人政治家で、60年4月19日の「4・19デモ」により大統領失脚した後は、「自分を守ってくれる」と考えアメリカに亡命、最後はアメリカにも韓国にも見捨てられ、亡命先のアメリカで不遇の死を遂げたーとされる大統領であった。
この李承晩は、最も悪い意味での典型的な「韓国人らしい」大統領であった。
すなわち、自分より強い相手にはペコペコ頭を下げ、自分より弱い相手には、居丈高な態度に出て、欲しいものは強盗をしてでも盗むという人物なのである。これは、戦後の混乱期に日本に行った乱暴狼藉を見ても、韓国人の元々の国民性である事実を、いまの若い日本人たちは考えた方が良い（昔の日本人たちはその事実を皆よく知っていた）。
実際に、「ＧＨＱの操り人形」と言われていた李承晩は、40年代に竹島周辺まで漁に来た日本人漁民44人を容赦なく撃ち殺し、日本に何ら断りもなく「李承晩ライン」を設置、それについて何ら謝罪や補償すらしていない極悪非道な韓国人政治家である。
日本人はあくまでこのような史実をまずよく知って韓国人と付き合うべきだが、要するに、「弱い犬は叩け」というのが今も昔も変わらぬ韓国のやり方なのである。
話は戻るが、朝鮮戦争でソ連との緩衝地帯となる朝鮮半島全体の統一を狙っていたＧＨＱは、この李承晩をとりわけ可愛がった。韓国の米軍寄りの軍政を最初に敷いた大統領だったからである。日本側が竹島の領有権を主張しても、最後まで認めようとしなかったのは、ＧＨＱ総司令官のマッカーサーや朝鮮戦争時代にＧＨＱ極東外交局長を務めたシーボルトら当時の軍事・外交担当者たちであった。彼らは、日本と韓国との間に、永遠に揉める「トラブルの種」を植え付け、いつかその爆弾が炸裂するように仕掛けていたのだ。
結局、領土問題についても、このＧＨＱ日本占領下における政策が大きく影響している。いままで日本は、韓国に対して「当たらず触らず」の姿勢を繰り返してきた。その原因は、1950年代までに、連合軍総司令部ＧＨＱが、摩擦を残す方向へと日韓関係を向けるように仕向けてきたことが大きい。
日本は戦後、アメリカから「自立した」と考えている日本人は少なくない。
だが、それはあくまで「経済的に自立した」だけであって、軍事・外交や領土問題については、決して日本は「ＧＨＱの占領下から自主独立を果たしていない」という事実に、もっと目を向けるべきである。そのためには、これから将来の韓国人が本当に目を覚ますまで、李承晩という汚らしい男が、過去に日韓間でしでかした事実と日本の正当性をきちんと明らかにする必要があるだろう。
