トルコで市民47人を含む190人以上が死亡、1440人が負傷し軍関係者28839人が拘束された、政府軍と反乱勢力の交戦は約10時間続いた。そして15日夜(日本時間16日早朝)、ドゥンダル軍参謀総長代行が16日午前の記者会見で「クーデターの試みは鎮圧された」と明言した。

現地にいた世界ウイグル会議日本ウイグル連盟のトゥールムハメット会長は自身のフェイスブックに現地の様子と動画を投稿した。

トゥール ムハメット(facebook)より転載
2016年7月16日20:26
皆様、イスタンブール時間昨夜軍事クーデタが起きました。
エルドガン大統領の呼びかけに応じ、大勢の市民が広場、モスク、街に出て、トルコ全土で軍事クーデタに反対する市民の抗議行動が起きました。
私が滞在しているホテルのすぐ隣に大きな広場があり、数万人の市民が反対集会を開き、その後大規模なデモ行進を行いました。
私は夜の12:00から朝3:30までこの集会やデモに参加でき、トルコの同胞と一緒に”Ya ALLAH, Bismillah, Allahu Ekber” を繰り返し叫び、トルコの反逆者、軍の中のテロリストの軍事クーデタに反対しました。
私は自分の目で、トルコ国民の高度な秩序意識、自由と民主主義、基本的人権を守る法の尊厳を守る民族意志を確認出来ました。
トルコ国民の偉大な意志、民族の団結の結果として、今回の軍事クーデタは失敗に終わり、犯罪者は法の裁きを受けることになりました。
トルコは大丈夫です。
街はすでに正常になっています。
ご心配なさりませんように!

リンク:日本ウイグル連盟