第30回軍事評論家・佐藤守の国防講座
国防を語らずして、日本を語るなかれ!
軍事力と政治力の関係〜レーガン登場とトランプ現象〜
佐藤守(軍事評論家、日本兵法研究会顧問、元南西航空混成団司令・空将)
軍事評論家としてブログなどで活躍中の当会顧問・佐藤守が「国防」を熱く語る連続シリーズの第三十回目です。
クラウゼウィッツは、『戦争論』で「戦争とは他の手段をもってする政治の延長である」と述べましたが、現代の米中関係や日中関係などは、むしろ「政治とは、軍事力以外の手段をもってする戦争の延長である」とさえ言えるかもしれません。一方で、始めのうちは「民衆の不満のガス抜き」程度に思われていた不動産王、ドナルド・トランプ氏が快進撃を続けている米国大統領選。このままいけば「トランプ大統領」誕生も実現しうるようにさえなってきました。アメリカという「戦争大国」の民意は、今、大きく変化しつつあります。
そこで、今回の国防講座では、かつての米ソ冷戦時代の双方の対立構造に酷似してきた米中冷戦構造に触れ、現在メディアで大きく取り上げられている「トランプ現象」との類似点を比較し、当時の米ソ間の背景にあった軍事力の影響を解説することで、現在の米中冷戦構造の行方を占いつつ、「軍事と政治」の関係について解説いたします。
脱線転覆を交え、大人気の佐藤節が唸ります。どうぞご期待下さい。
詳 細 | |
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日時 | 平成28年5月28日(土)12:30開場 |
会場 | 靖国会館2階 偕行の間 東京都千代田区九段北3丁目1-1 (地図) |
参加費 | 1,000円(会員は500円、高校生以下無料) |
申込先 | MAIL:info@heiho-ken.sakura.ne.jp FAX:03-3389-6278 件名「国防講座」にてご連絡ください。(事前申込みがなくても当日受付けます) |
主催 | 日本兵法研究会 |