この鳩山氏のイラン行きは自費なのか公費なのか。
なぜこの時期に政府の外交顧問という立場でイランに行ったのか。政府民主党内からも反対の声が高まる中でのことである。イランの大統領や外相からは予想通りお決まりの言葉をもらっただけだ。今の鳩山氏にイラン大統領がでてきたのは、自国内での立場を維持するために資金が必要だからそれを引き出すために面会したのではないか、鳩山氏がその約束でもしたのではないか、つい疑ってしまう。
鳩山氏は出発前「一人一人の外交努力が国益に資することはある。イランが決して武力的な行動を起こさないようにしたい」と話していたが、時節柄ならまず北朝鮮に行くべきだろう。もっとも、金正恩が今の鳩山に会うことはないだろうが。
産経ニュース 2012.4.8 を転載
「核兵器のない世界へ、ともに努力を」 鳩山氏がイラン大統領に
イランを訪問している民主党の鳩山由紀夫元首相は8日午後、同国のアハマディネジャド大統領と会談した。国営通信によると、鳩山氏は「信頼関係の構築、国際的な法や規制を順守することは極めて重要だ」と指摘、「核兵器のない世界を実現するため、ともに努力すべきだ」と述べた。
アハマディネジャド氏は「イランは核兵器に完全に反対の立場」「核兵器のない世界を築くために努力することは必要不可欠だ」などと強調。13日に再開される国連安全保障理事会の5常任理事国にドイツを加えた6カ国との協議で「現実的な提案をする」と話した。
これに先立ち、鳩山氏は7日午後にイランのサレヒ外相と会談。サレヒ氏は、イランの核開発は平和利用が目的であり、その権利を放棄することは決してないと述べた。(共同)