神道を解く山村明義さんのいわれるように、至極当たり前のことをしてこなかったがために社会の根底が歪んできたといえます。
政治家に全てを託すのではなく、私たち一人ひとりが共に歩んでいかなければいけません。

山村明義の神代のブログ 2013.01.08 を転載

発表!
日本を良い国にするための「日本奪還計画」10箇条

安倍内閣が本格的にスタートした。今年から私は、個人的にも、公の仕事としても、日本人の、日本人による、日本人のための具体的な「日本奪還計画」に着手したいと思っている。その内容とは、ざっと並べてみると国家国民として極めて当たり前のことではあるが、まずは次の10箇条である。日本人全てが心すべき今年からの当面の目標とも言えるが、少し解説付きでその項目につけ加えたい。

1、日本のエネルギー産業を含む技術産業などを強力に支援し、日本社会の雇用回復と景気回復により、強い経済国家を奪還する事。
(日本の円高デフレ不況を脱するために安倍政権下で行われる金融・財政政策に続いて、新エネルギーの創出など新たな技術産業は必須。これまでのような世帯所得の減少によって、若者の雇用が減り、日本に夢や希望がない社会を作ることはもはや許されない)

2、日本の政治の世界に、誇りと自信を奪還する事。
(日本の政治は、これまで世界的にも国内的にも地位と信頼度が低かった。信頼が低い場所では、本当の「まつりごと」は出来ない。それには結果と実績を積ませ、政治への自信とプライドをまず取り戻す必要がある。公務員など官僚にも同じ事が言えるかもしれないが、誇りなき世界には機能も生まれない)

3、日本の外交・安全保障政策を自国で決め、北朝鮮から拉致被害者を本当に取り戻せる凛とした国家に奪還する事。
(戦後日本の外交・安全保障は、アメリカがダメなら中国へと他人任せな対応がほとんどだった。これでは、拉致問題だけでなく、尖閣・竹島問題はいつまでも解決しない。よく外交で解決しろという人がいるが、その背景に安全保障論があってこそである)

4、日本のマスコミを、日本を守れる真っ当な論調と思想あるものに奪還する事。
(日本のマスコミはいまだに本格政権が誕生すると、批判して叩こうとする。欧米のマスコミは国外の政権は批判をするが、もやみやたらに国益に関しては足を引っ張らない。この国のマスコミの民度の低さはもはや国民の許容度を超えている。そのマスコミを国民の声の届くところに取り戻す必要がある)

5、日本の固有の歴史観、文化・伝統を日本人の手に奪還する事
(日本の天皇及びに皇室制度を批判し、いつ日本に革命を起こそうとする左翼勢力や、日本人の伝統文化を低いものとして貶め、省みることがなかった戦後の日本人に最も必要とされる美的行為である。日本人はもっと日本の歴史や伝統文化を勉強し、取り戻すべきだ)

6、戦後の日本社会システムを、GHQから洗脳された古い社会慣習から、日本らしい融通性のある新しいシステムに奪還する事。
(これまでこのブログで書いてきたように、戦後日本人のほとんどはGHQに洗脳されている。しかもそのシステムは、日本の社会にいまや様々な害悪を生み出している。ここまで古くなった「戦後レジーム」を大事にしようとするのはもはや絶滅寸前の左翼勢力だけだろう。日本人はGHQから守られた単なる既得権益である「左翼運動」のくびきから脱する必要がある)

7、東日本大震災から復興を果たし、本来の「東北らしさ」、「地域らしさ」を奪還する事。
(東日本大震災で見せた東北の日本人たちの行動は、世界の賞賛を浴びたのは周知の通り。しかし、その後の復興は民主党政権の失敗によって果たせず、徐々に地域らしさも失われつつある。これでは、「地方分権など出来ようもなく、間違いなく日本が立ち直るかどうかのメルクマールとなる)

8、日本の宗教を、古来からの伝統的かつ良識あるものに奪還する事。
(憲法20条の信教の自由の名の下に、戦後はオウム真理教や統一教会といった問題のある宗教が続々と生まれ、いまだに神道や伝統ある仏教は見直されない時代が続いている。世界の人と「政治や宗教の話をするな」という話は、真っ赤な嘘である。その国の伝統的な宗教を勉強しない人間は、世界から相手にされない)

9、日本の教育思想を、戦後の左翼的な「個人主義」「権利主義」から、良き「公(家族)主義」に奪還する事。
(日本の教育界は、いじめ問題一つすら解決できないにもかかわらず、自分たちの人権や個人の欲得だけを大事にする教育を日本の子供たちに押しつけている。日教組はもはや解体し、行き過ぎた自分の権利よりも、日本全体のこと、公のことを教えるシステムに変えるべき)

10、良識ある日本人が自ら決めた「真の自主憲法」を奪還する事。
(戦後の憲法を70年近く経ってもいまだに大事にしている日本人は、もはや「左翼」か法律の世界で生きる「利害関係者」だけ。日本に合わなくなっている過去の憲法と決別し、良識ある国民たちで作る憲法を取り戻すのは、日本の後世のためにも絶対に必要である)

 これをご覧になった方は一見すると、どれもこれも当たり前のようなことに映るかもしれない。だが、これまでその「当たり前のこと」が過去には出来なかったのだ。普通にできなくなっていることに、日本社会の病巣の根深さがある。実際にこの日本奪還計画」を見て、反対する勢力も少なくない。
 しかし、いままさに時は到来した。
 確かに時間は5年近く、あるいはそれ以上かかるかもしれないが、「日本が良い國になって欲しい」と思うのであれば、1、の経済再生を果たした後、次は2以降の問題にも同時に取りかかるべきである。その理由は、この目標を達成できなければ、安倍政権だけでなく、間違いなく日本はもう将来がないからである。
 ちなみに、この目標は、自分の持ち場持ち場で信念を持って行えば、誰でも実現することが可能だ。日本人一人ひとりがこの目標を何か一つでも達成すれば、その総合力が大きな力となるのだから

 
リンク
政治は日本のまつりごと 山村明義の神代のブログ