柏崎市議会議員・三井田孝欧氏は、原子力発電所のオペレーター勤務をした経歴をもつ。
8月5日、チャンネル桜の番組内において、「今もっとも大切なことはテロ対策だ」と訴え、国内にある原子力発電所の機能を説明しながら、今回の福島原発の事故を冷静に分析し今後の重要課題を語った。
女川原子力発電所がある三陸海岸は、今回の東日本大震災でもっとも壊滅的な被害を受けた。
大地震の後に襲ってきた津波は13メートルだが、海抜14.8メートルに位置する女川原子力発電所はかろうじて助かった。福島原発は津波を受けて事故が発生した。
日本の原子力発電所の地震に対する安全技術は高く、中越沖地震においても柏崎刈羽原子力発電所は地震に耐えている。
福島の原発事故以降、最も危惧されているのはテロ対策。多くの原発は海岸に沿って存在しているので、テロの標的となりやすい。特に日本海側は北朝鮮や中国という国々があり、事実、北朝鮮の工作員が多くの市民を拉致して日本海をわたっていったことからもわかるように、そうした工作員に原発施設が狙われることも想定しなければならない。自然災害よりもテロに対する脅威のほうが大きい。
今回の事故現場では、防御マスクをした警察官が警備をしていたが、本来は自衛隊が受け持つことだ。
事故直後に非常事態宣言が出されるが、その時点で原発は経済産業省の傘下になるので、政府が、東電の話を聞いていないとかその対応を非難するのは間違いだ。
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三井田孝欧 納豆人生、まっしぐら
柏崎に海上自衛隊の誘致を!
世界最大の原子力発電所基地でありながら、拉致問題をはじめとする他国からの侵略行為を受け、かつ軍事的に緊張した日本海に面する柏崎市。日本のエネルギーを支える柏崎市への海上自衛隊の誘致を柏崎市議会、市内をはじめとした全国各地区での皆さんへの街宣活動、そしてマスコミを通して訴えております。