バチカンでは聖職者の多くが電子メールのアドレスを持っておらず、代わりに、文書などには解読が困難な暗号を用いるケースも多いという。
この時代だからこそ大切な情報はアナログ的に管理したほうが安全ということもある。中途半端にデジタルばかり使うと盗聴されたりハッキングされてしまうのだ。アメリカ外交官は、バチカンに対して意識改革を求めているというが、要するに、もっと簡単に情報を盗みやすくして欲しいということだろうか。
バチカンの聖職者の多くが電子メールを使っていないということに、なぜか安心感がある。
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バチカン、IT無縁で暗号今も 米公電が指摘 を転載【ロンドン共同】ローマ法王庁(バチカン)の多くの聖職者は電子メールと縁遠く、文書には旧来の暗号を用いる―。内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電で11日までにバチカンの内情が分かった。英紙ガーディアン(電子版)が公電を掲載した。
米外交官は公電で、バチカンが情報伝達の重要性を理解せず、「数々の失策」を招いていると指摘し、意識改革の必要性を強調している。
公電は昨年2月付で、聖職者の多くが電子メールのアドレスを持っていないとしており、聖職者は「技術恐怖症」で「IT技術を理解していない」と指摘。代わりに、文書などには解読が困難な暗号を用いるケースも多いという。