3月6日都内文京区において「新しい歴史教科書をつくる会」が、「河村発言」支持・「南京虐殺」の虚構を撃つ 緊急国民集会を開催した。会場は満席となり壇上には20名ほどの論客が並ぶ中、河村市長と共に行動してきた名古屋市議3名が、今日に至るまでの経緯を報告した。

藤沢ただまさ名古屋市議(自民党)が詳細を説明

昨年、市長と市議数人で「南京事件」について話し合い、そうした事実はなかったということで意見は一致していた。

名古屋には総領事館があるので、河村市長と私たち市議数名で訪問し張立国総領事と会談した。その時河村市長から、南京事件の30万人虐殺について、そういうことはなかったと思っているが、姉妹都市として友好を深めていくためにもお互いによく話し公開の場で意見を交わそうではないか、ともちかけた。
それに対して張立国総領事は、「それはお互いにいいことだ。だが公開の場ではしない方がいい」と言っていた。
その時は口頭での話しなので、同内容をきちんと書面にしておいた方が良いということで、4人で署名をしたうえで私が総領事館に届けた。だがそれ以来何ら進展がなかった。

では直接南京に行って話を進めてみようということで、今年の2月7日から9日まで私と数名の市議で南京を訪問した。南京政府幹部とあった際、河村市長の親書を手渡し、姉妹都市として友好を深めるためにも「南京事件」の事実をただすためにお互いの考えをもって公開討論をしたい、と言った。それに対し南京政府の幹部は「それはいいことだ、ぜひそうしたい」と言っていた。

そして2月20日の南京市訪問団と河村市長の間で交わされたことが今回問題になっているわけですが、実はその前日の歓迎式のさいにも、明日は河村市長から南京事件をただす討論会の話があるだろう、と市のほうから事前に伝えていた。

半年も前からそうした下地を作り、その都度南京側は「いいことだ、ぜひそうしたい」と言っていた。前日にもその話をすることを知らせたうえでの発言であって、その日に河村市長が突然言い出したわけではない。そこまで丁寧に事前に下地を作ったうえで話したことが、なぜこんな騒ぎになるのかさっぱりわからない。
姉妹都市でありながら、何の話もなしにあんな「南京大虐殺記念館」を作ってしまう方がよほど非礼ではないか。

実は私はこの2回の市長選挙では河村さんの対立候補の応援団長をしていた。だがこの「南京事件」については地方ではなくお国のことなので、そうしたことを言っていられない。
河村市長も私たちも政治家として公で言ったことを変えることはしません。最後まで責任をもって頑張りますのでよろしくお願いします。

YouTube: mahoroba-japan より

続いて、うさみいく愛 名古屋市議(減税日本)が河村市長のメッセージを代読し、山本久樹 名古屋市議(民主)が河村市長が就任当時からこの問題に取り組んできていることを説明し、「議論をされては困る」というのが中国の本音だろう、と断じた。