かなり遅すぎた感は拭えないが、実行に移しただけでもかなりの前進といえる。中国や近隣諸国への意思表示としては重要なことだ。これが外交の後ろ盾となる。

終戦間際の沖縄南部での惨状は二度とあってはならない。あのとき、充実した防衛力があれば多くの命が救われたのだ。
中国からの脅威を前提にした場合、先の終戦間際の沖縄戦状態を出発点と考えなければならない。

YOMIURI ONLINE
北海道の装甲車、鉄路で九州入り

島嶼(とうしょ)部や重要施設の防衛を想定し、10日から大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場などで行われる訓練に参加する陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)の73式装甲車10両が3日、JRの貨物列車で九州に運び込まれた。

訓練は、昨年12月策定の防衛大綱に盛り込まれた沖縄など南西諸島重視の機動的な防衛を具体化する狙いがあり、過去最大規模。第7師団がJRや民間のフェリーで戦車や装甲車を北海道から九州に初めて長距離輸送する。

九州各地の演習場で18日まで行われ、第4師団(福岡県春日市)や第8師団(熊本市)から計約5400人、戦車、装甲車など1500両が参加。うち日出生台演習場には約2200人が参加し、第7師団からは戦車や装甲車など120両が演習場に入る。
(2011年11月4日16時39分 読売新聞)

 

(ブログ)自称:沖縄対策本部長
本格化する陸上自衛隊の尖閣有事想定訓練 から一部抜粋

日本の防衛を担う自衛隊は緊迫した日本の安全保障をしっかりと見据え、尖閣有事に備えた訓練を本格化しています。
11月4日の読売新聞の報道によると10日から大分県の日出生台演習場で南西諸島重視の訓練が行われ、北海道の第7師団から装甲車など120両も輸送して演習に参加するようです。これは、今までにない大規模な演習との事です。
つまり、陸上自衛隊は有事の際には装甲車を沖繩に輸送して防衛する事を想定しているということです。
現在、沖繩には装甲車や戦車を持つ戦闘部隊は配置されていません。石垣島には実働部隊は全く配置されていません。。

このように沖繩は、敵が上陸してきた時に守る部隊が全く配置されていない防衛空白エリアなのです。
今回の訓練は陸上自衛隊が尖閣有事、南西諸島有事に本格的に取り込んだことの証だと思います。

私たちが認識しなければならないことは、これから始まる有事は、先の大戦でいう終戦直前の「沖繩戦」からいきなり始まるということです。
つまり、今日本の安全保障環境は、既に先の大戦でいう「沖繩戦」に備える段階にきているということです。

(仲村覚)

youtube映像
自衛隊機材輸送列車①JR貨物 EF66-125 豊橋駅通過
自衛隊機材輸送列車②JR貨物 EF66-125 蒲郡駅通過
陸上自衛隊機材輸送列車 西大分駅に到着(短時間版)