琉球新報 3月7日(月)を転載

米国務省のメア日本部長(前在沖米総領事)が米大学生らに行った講義で、沖縄について、日本政府に対する「ごまかしとゆすりの名人」などと発言したことについて、仲井真弘多知事は7日午前、記者団に対し、「いったい何を沖縄で見、聞いていったのか。もう何をか言わんやだ」と強い不快感を示した。

メア氏が普天間飛行場移設で、日本政府は知事に「お金が欲しいならサインしろ」と言うべきだと述べたことについて、仲井真知事は「そんなものサインがいるとかいらないという話ではない。何のために沖縄におられたか、訳が分からない」と批判した。

前原誠司外相が6日に辞任を表明したことについて「一般論として、沖縄だけでなく日本全体の話だから、安定感がある方がいい」と述べた。【琉球新報電子版】
 
 
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