第2次大戦中に日本軍の捕虜になったと嘘をつき、恩給などを不正に受給したとして、オーストラリアの裁判所は、被告に禁錮4年の判決を言い渡した。
どういう経緯で逮捕されてのが気になるところだが、こうした者は他にも大勢いるだろう。裁判所は返還を命じたというが、返還先はもちろん日本政府だ。この事件に関してなぜ政府は国民に知らせないのか?公表した上で、恩給を支払った各国に照会を要請するべきではないか。

くまにちコム トップ > 全国・海外のニュース > を転載

「日本軍の捕虜」とうそ 豪、恩給詐取で禁錮4年

2010年12月27日

【シドニー共同】第2次大戦中に日本軍の捕虜になったとうそをつき、恩給などを不正に受給したとして、オーストラリアの裁判所は27日までに、同国の戦争捕虜経験者協会の元会長、アーサー・クレーン被告(84)に禁錮4年の判決を言い渡した。同国AAP通信などが伝えた。

クレーン被告は実際には軍に所属したことがないのに、捕虜として日本軍がタイ―ビルマ(現ミャンマー)間に敷いた泰緬鉄道の建設に従事させられたなどとうそをつき、1988年から昨年にかけて恩給などを不正に請求。裁判所は、総額約41万豪ドル(約3400万円)の返還を命じた。(共同)