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5万5555人目の宝 合志市が記念の市民認定証

2010年12月27日 (リンク元は写真あり)

合志市は、今月1日に生まれ、同9日に出生届が提出された同市野々島の会社員、坂口政之さん(35)照美さん(36)夫婦の長男蓮人ちゃんが、5万5555人目の市民になったとして26日、記念の認定証を贈った。

市役所合志庁舎であった授与式には坂口さん夫婦と蓮人ちゃん、祖父母の計6人が出席。荒木義行市長が認定証や花束、市特産の農産物などを手渡し、「子どもは宝。人口増につながり、本当にありがたい」と祝った。

坂口さん夫婦は「市から連絡をもらったときは驚いた。元気で立派に育ってくれることを願っています」。天草市倉岳町から駆けつけた祖父母の坂口重光さん(66)とヤエカさん(63)、堀川トミ子さん(67)も「いい記念になりました」と喜んでいた。

坂口さん夫婦は10年前から同市(合併前の旧西合志町)に居住。「環境がよくて住みやすいところ。ずっと住み続けたいと思っています」と話した。

同市の人口は2006年2月の新市発足時52,516人だったが5年足らずで約3,000人増。合併前から続く民間の住宅団地開発などの影響で、市外から移住してくる人も多い。

荒木市長は「これまでは民間主導の開発による人口増。今後は地域づくりに力を入れ、より多くの人たちが住みたいと思う魅力をつくりだしたい」と語った。25日現在の人口は55,579人。(鎌倉尊信)

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