日本を囲む近海に豊富に埋蔵されている「メタンハイドレート」という結晶化した物質は、採掘して結晶からメタンガスを取り出せば、都市ガスのほか、火力発電向け燃料として使用することができるという。
だが、こういう技術は国家機密として暗に進めていく必要がある。特定の国々は間違いなく妨害してくるだろう。成功した後に公表すればよい。
エネルギーを巡った紛争は絶えず、日本もかつては戦争に至ったことがある。戦後においても高度経済成長の最中に「オイルショック」があり社会は混乱した。エネルギー資源のない日本が自立に成功すれば、外交方針にも多大な影響を及ぼすことになり、国の安定と平和に貢献するはずだ。
大いに期待を寄せる。
“ 燃える氷 ” 採掘開始
夢のエネルギー採掘技術手探り、コストに課題
2012.2.15 23:12
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が15日に愛知県渥美半島沖で世界初となる海底掘削を始めた「メタンハイドレート」は、日本を囲む近海に豊富に埋蔵されている。安定的な供給が実現すれば、資源小国ニッポンにとっては、“夢のエネルギー”となる。ただ、採掘技術が確立されていないうえ、大幅なコスト削減による採算性アップが不可欠だ。環境への影響も未知数で、乗り越えるべき課題は多い。…… [記事詳細]