7日アフリカ東部ジブチで、ソマリア沖の海賊対策に当たる自衛隊が司令部庁舎や宿舎、P3C哨戒機の格納庫などを備えた海外初の本格的拠点施設を建設し、その開設式典が行われた。
この報道に関し、各国のメディアはそれぞれスタンスは違うが、海賊対策を通じて日本の軍隊が世界に貢献できる条件が出来たことは望ましいことだ。だが、その活動範囲に関しては法律上の制約もあり、不十分なところが多く完全とはいえない。自衛隊の安全を確保し、十分な活動を果たすためには、法改正を含めた今後の政府による対応が注目される。
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