あくまでも自助努力は棚上げして、日本の先進技術を強要する方針のようだ。こういう場合でも決して物腰低くお願いすることはなく、高飛車に出る。
それで叶えば儲けものだが、うまくいかないときは他者が出てきて柔軟な姿勢で語りかけてくる。

過去の日中間の事案を見ていると、こうしたある一定のパターンが見えてくる。

新華タイムス 2013年02月09日 から抜粋

「まるで動物実験のようだ」 北京の大気汚染、日本大使館の指摘に中国専門家が反発

北京の日本大使館は6日、現地に住む日本人向けの説明会を開催し、有害濃霧対策を検討した。
この席で日本大使館は「北京に暮らしている人々は動物実験のような状況に置かれている」と指摘している。これに対して日本JCC新日本研究所の庚欣副所長は、「批判ばかりでは意味がない。日本も高度成長期にさまざまな問題に直面した。日本は自らの経験と教訓を新興国に伝えるべきで、人と自然の問題を人と人の争い、さらに政治目的にすり替えるべきではない」と反発している。

更に、「中日関係が緊張している現在、メディアは中国に不利な部分を多く伝えており、言葉遣いも大げさだ。日本も高度経済成長期に水俣病など多くの問題に直面した」と指摘。「どの国にも優れたところがあれば、悪いところもあり、発展段階によって異なる問題にぶつかる。日本は現在、成熟した段階に入り、多くのチャンスを探しに中国に来る日本人が増えている。日本は相手国をけなすより、善意を持って隣国に接する方がよい。人類は日本の大地震や放射能漏れ事故など、さまざまな問題に直面してきており、こうした問題は今も大きな話題だ。発展の最中にある中国が時々、問題にぶつかることは避けられない。日本の一部のエリートや有識者が環境汚染問題を人類共通の課題ととらえ、対処することに期待する」と述べた。