この問題は、8月31日に教科用図書八重山採択地区協議会が規約に基づき育鵬社を選定し、同地区の教科書採択事務はすべて完了していたところ、9月8日に沖縄県教委が協会の臨時総会を招集させ、県主導で育鵬社の不採択と東京書籍の採択を決定したことが発端となり、その違法性が問われながらも事実を隠ぺいし情報操作を繰り返していることである。
【教科書採択】 藤岡信勝教授 沖縄県教委の違法性を指摘
 

沖繩タイムスは、県民に真実を知らせず、沖縄県教育委員会の違法行為を隠蔽擁護

社民党と一体となって活動している政治圧力団体である沖教組関係者の声を一般市民の声として報道し、育鵬社の採択に賛成している市民の声は無視し、あたかも市民、町民全員が採択に反対しているかのように報道している。

■沖繩タイムスの虚偽報道
県教育庁の諸見里明教育指導統括監の「県担当者は法解釈を説明するオブザーバーとして参加」との発言を掲載し、事実を隠蔽、県教委を擁護。
八重山教科書:地元「政治の圧力だ」(沖縄タイムス20119月14日 11時10分)
・沖教組八重山支部の上原邦夫支部長は「協議会で決着しなかったから、委員全員で協議した。政治的な圧力を利用して、再び覆そうとするのは民主主義じゃない」と強調した。
・県教育庁の諸見里明教育指導統括監は「3市町の地区協議会が答申を出し、決定権は各教委にある。採択一本化に向け、県教育委員長から3市町の教育委員長に宛てた文書では『皆さんが主体となってやってください』としている」と強調した。
・県担当者が会議に参加したことについて、山里統括監は「法解釈を説明するオブザーバーとして参加した」と説明した。

資料
【9月14日の沖縄タイムスの八重山教科書問題に関する記事】
八重山教科書:不採択は無効 文科相が見解(2011年9月14日 09時33分)
[八重山教科書問題]制度の不備が露呈した(2011年9月14日 09時24分)
八重山教科書:玉津氏に自民同調(2011年9月14日 11時12分)
八重山教科書:[解説]2教育長、制度と矛盾(2011年9月14日 15時48分)

 

八重山日報が真実報道で応酬

■八重山日報が報道した真実
狩俣義務教育課長が慶田盛竹富教育長と息を合わせながら強引に誘導して協議の場を設定。
【八重山日報(平成23年9月12日、13日号)より引用】
9月8日 教育委員協会臨時総会(正式な協議の場ではない)

<慶田盛教育長(竹富町)>
「教育委員協会は閉めて、教科書を一本化する協議会に切り替えたほうがいい」
 
~ここで狩俣課長が「指導助言」に立った。~

<狩俣義務教育課長>
「異なった採択をした場合は協議を行う。この場を、協議の場にしていただきたいというのが県教育委員会の指導助言だ」

※この狩俣課長の言葉で臨時総会終了
協議会(強引に開催)

<慶田盛教育長(竹富町)>
「(教育委員が)全員集まっているから協議の場だ」

 
~強く協議入りを求める慶田盛教育長を、狩俣課長が再び「援護射撃」する。~

<狩俣義務教育課長>
「ここに教育委員会の全委員がそろっている。最も民主的な協議の場だ。ここで話し合いをしていただきたいというのが県教委の希望だ」

「3教育委員会には協議をする責任と義務がある。ぜひ協議してほしい。全員が参加しているこの形が最も望ましい。もし協議ができないということであれば、県として招集しないといけなくなる。そういう事態は避けたい」

 

現地に確認した真実

沖縄タイムスが市民の声として発言を取り上げられている人物は、全て日教組や社民党系の労働組合関係者であり全く中立性がない。育鵬社を推薦する市民の声は全く載せていない。

沖繩タイムスの記事:育鵬社反対派だけの声を掲載
3市町の全教育委員による協議決定を無効視するような中川正春文科相の発言を受けて13日、八重山地区の保護者や教育関係者ら市民には「政治の圧力だ」「国は民意を踏まえたのか」と衝撃が広がった。

【市民の声として取り上げた団体】育鵬社採択反対派
<八重山地区PTA連合会 平良守宏会長>→公務員 自治労所属
<子供と教科書を考える八重山地区住民の会>→元日教組所属教員、現在退職
<沖教組八重山上原邦夫支部長>→肩書きの通り日教組

【市民の声として無視した団体】育鵬社採択賛成派
<正しい教科書を推薦する父母の会代表友寄永三>→不動産会社経営
<八重山の教育向上支援の会会長 嵩原淳>
<幸福実現党八重山後援会代表 砂川政信>