「米飲料大手であるザ・コカ・コーラカンパニーのムーター・ケント会長兼CEOは18日、上海で、向こう3年間にわたり中国に40億ドルの資金を投入すると発表した。」というが、、、、。
中国のバブル崩壊はカウントダウンといわれるが、何とか延命しようと、破格の条件でも付加して世界のコカコーラを誘致したのか。

経済破綻だろうが政治体制崩壊だろうが、コカコーラは長い歴史の中でそうした経験を重ねており、それを踏まえたうえでの決断だろう。企業にとっては市場が生きていればいいことなのだ。

「米国のグローバル化は中国があってこそ成功できる」などと、歯の浮くようなことを言ったとされるが、新華社の記事だけにどうも信憑性に欠ける。だが、コカ・コーラが今後の中国をどのように予測しているのか、気になる一件だ。

毎日中国経済 2011年08月19日 から一部転載

米コカ・コーラ会長「機が熟せば上海上場」 対中投資、3年40億ドル

【新華社=黄燕、岺志連、長遠】 米飲料大手であるザ・コカ・コーラカンパニーのムーター・ケント会長兼CEOは18日、上海で、向こう3年間にわたり中国に40億ドルの資金を投入すると発表した。上海証券取引所で創設予定の外国企業向け「国際板」に関し、同氏は、コカ・コーラ社は中国政府とコミュニケーションを図っており、機が熟せば国際板に上場する意向があるとも語った。
 
同氏によると、「中国は、各方面を配慮したうえで国際板を上海に創設することにしたと認識している。この動きは、上海市、中国、国際板への上場を検討している会社および中国投資者にとっては朗報だ」という。
 
同氏は、「コカ・コーラにとって、中国は巨大な海外市場であるばかりでなく人材の宝庫でもある。10年以内では、事業開拓のため中国人スタッフは世界各地に送り込まれ、コカ・コーラの世界事業のために重大な貢献をしてくれるだろう」との認識を語った。

全文は転載元へ