中国南車株機が自主開発・製造した都市間高速鉄道車両が8日、マレーシアのクアラルンプールで運行を開始したという。自称「自主開発」らしいが、輸出した高速列車は228両。バナナの叩き売り交渉だったのか、マレーシアがいくらで買ったか気になるところだ。いずれにせよマレーシアが高いリスクを背負ったことは間違いないだろう。乗客の安全を祈るばかりだ。

毎日中国経 より
中国南車製の高速鉄道車両、マレーシアで運行始まる を転載
【新華08網北京3月8日=斉中煕】 鉄道車両製造の中国南車集団によると、中国南車株機が自主開発・製造した都市間高速鉄道車両が8日、マレーシアのクアラルンプールで運行を開始した。マレーシアに輸出された高速列車は228両。中国にとって最大の高速鉄道列車輸出となった。

中国南車株機公司がクアラルンプールのために開発、製造した都市間高速列車は、最高運行時速が140キロ。6両編成で1200人近くが乗車可能だ。228両の運行により、クアラルンプールの旅客輸送量が1日9500人から20万人に拡大できるという。

中国南車の趙小剛董事長は、輸出された高速列車は性能に優れ、3トンの軽量化に成功。電力を年間2万キロワット時節約できるだけでなく、再生電力の割合は95%以上に達することをアピールした。

(翻訳 金慧/編集翻訳 阿部陽子)