3.11東日本大震災から1年。驚天動地のあの時、国家的苦難を支えてきたのは国民の連帯感である。それまで感じたことのない思いがこみ上げ、日本は一つに纏まっていた。海外からの救援隊は現地の被災者たちの礼節な態度に驚いた。あの極限において、なぜ救援者に対して礼儀正しくお礼を言える余裕があったのか。それは被災者一人ひとりが互いを信じあい結束したからである。海に囲まれた海洋国家の農耕民族として生きてきた日本人の知恵と本能だろうか。

私たち日本人がどういう民族であるのかを再認識し、自信をもって生きようとする機運が高まっている。
近隣諸国からの干渉や脅威の中にあれど、国民が一丸となって自信をとり戻せば、恐れるものは何もないのである。

旧皇族として知られる竹田先生の講演会に出かけてみたい。
 

演題 「日本をダメにした教科書」

講師 竹田恒泰先生
あなたは今、学校で使われている教科書を直接目にしたことがありますか?

竹田恒泰 ご挨拶(竹田研究会ウェブサイトより)
 日本は美しい大自然に恵まれ、豊富な水と食料があり、気候も温暖で、四季折々の風情があります。そして日本社会は、文化の香り高く、安定していて、治安も良く、調和のとれた豊かな社会です。しかも、人々は努力を惜しまず勤労し、いつも笑顔で優しく、礼節を重んじる美しい生き方をしてきました。そして、私たちの先祖は努力して日本を大切に守り、伝えてきました。いま日本の社会があるのは、一重に先人たちの努力の賜物です。

 しかし、現代日本人は、これほど恵まれた豊かな社会に生きているにもかかわらず、日本が存在していることの有難さを忘れてしまっているのではないでしょうか。それどころか、今の若者たちは日本に誇りを持てなくなってしまいました。その原因は、日本人が日本のことを知らないことにあります。

 そこで、竹田研究会は、誰でも楽しく日本を学ぶことができる場を提供します。全国各地で開催している勉強会のテーマは「日本を学ぼう!」。
 竹田研究会で学んだ人々が、社会の各方面で活躍して、将来の日本が本当の輝きを取り戻すことを僕は望んでいます。

竹田研究会 代表 竹田恒泰

竹田研究会の理念
 竹田研究会は二千年続いてきた日本国家の意義を理解し、我が国の保守の気概を持った健全な先導者を育成する。我が国の伝統文化と真実の日本の在り方を学ぶ。日本人であることの誇りと自信を取り戻し、日本文明の素晴らしさを深く理解し、日本自体が輝きを取り戻し、もって、世界平和に貢献する。

講師プロフィール
作家。慶應義塾大学講師(憲法学)。昭和50年、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部卒業。憲法学・史学の研究に従事。平成18年に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で山本七平賞を受賞。

詳 細
日 時 平成24年3月17日(土) 開場15:00 開演15:30
会 場 生田神社会館
参加費 初めて参加する方は無料、学生無料(社会人学生は除く)
2回以上講演会にご参加の方は2,000円
申込先 ご住所・ご氏名・電話番号をお知らせください。
兵庫竹田研究会
電話:090-3726-3399 FAX: 078-242-3923
E-mail: soumu-imakei@mbr.nifty.com
主 催 兵庫竹田研究会
今回は、懇親会はありません。

リンク
竹田恒泰のホームページ
竹田研究会

竹田恒泰著書
エコマインド~環境の教科書(ベストブック)
皇室へのソボクなギモン(扶桑社、共著)
旧皇族が語る天皇の日本史(PHP新書)
現代語古事記: 決定版
日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書)