現地の状況を発信しているブログ「民間沖縄対策本部 」によれば、尖閣諸島近海の警戒態勢は今までになく大規模であるという。
尖閣諸島付近の動きは全く報道されていないが、実際には不測の事態に備えて警戒に当たっている海上保安庁の巡視船の数は、本土からの派遣を含め沖縄を管轄している第11管区海上保安庁の船の数よりも多くなっている。また、海上自衛隊のP3C対潜哨戒機なども那覇基地だけではなく、鹿屋基地からも出動して警戒にあたっていると思われ、これが抑止力となり現在は平穏な状況である。
華人連盟が沖縄返還協定40周年の6月17日に尖閣諸島上陸を計画しており、それに先立ち沖縄県の仲井間知事が枝野幸男官房長官を訪ね、外国漁船による違法操業が相次ぐ尖閣諸島周辺の安全対策強化を要請していた。
地方の長が政府に国防の要請をするという、通常では考えられない状態だが、日米の反対勢力や中国の工作員が縦横無尽に活動している沖縄において、中国漁船を追い払う要望をあげた意味は大きい。危機迫る状況だ。
6月18日、石垣市で561名の参加者による「尖閣諸島を守る集い」が開催され、「尖閣諸島への主権侵害を断じて許さない!」を決議し、盛大に終了した。
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民間沖縄対策本部 2011年06月18日
石垣市で561名が決議「尖閣諸島への主権侵害を断じて許さない!」(6・18尖閣諸島を守る集い)
【共同通信】2011/06/18 17:25
尖閣諸島の警備強化求め集会 石垣市長「上陸したい」
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民間沖縄対策本部