水銀汚染による水俣病を抱える地域で、高い関心がよせられる環境汚染。新たな事実が判明した。
中国大陸からの越境汚染が問題化しているが、中国では水銀放出量の多い石炭を暖房用に使用しているため、大気中の水銀濃度が冬場に上昇する傾向があることが、宇土市にある熊本県保健環境科学研究所(保環研)の調査でわかった。
保環研は「最大値でも指針値の7分の1程度で、健康への影響は考えられない」としているが、それは現状であって将来的な懸念は高まっている。
影響は日本全体に及ぶが、大陸に近い九州や日本海側のリスクは高いと指摘された。
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