ノーベル平和賞というのはかねてから政治色が強く、アメリカに都合のいい人たちが受賞することが多い。
真に平和を希求するなら、いかなる圧力にも屈しない信念があるはず。だがそうではなかった。
劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞式をめぐり、在ノルウェーの台北代表処(大使館に相当)が出席希望の意向を明らかにしたにもかかわらず、招待されなかったことが9日までにわかった。
ノーベル賞委員会関係者は「過去の授賞式でも台湾を招待しておらず、今回は前例に従った」と説明しているが、平和賞の発表後から中国はノルウエーに対して相次ぎ「制裁措置」を重ねている。この影響があることは明らかだろう。