くまにちコム 2012年04月11日 を転載

水俣病救済申請、3月959件連続で最多更新

県は10日、水俣病特別措置法に基づく未認定患者救済の3月末現在の申請状況を公表した。初めて救済を求める新規申請は3月、959件となり、2010年5月の救済手続き開始以来、2月、3月と2カ月連続で最多を更新した。

救済の申請期限が7月末に設定されたことが新規申請数を押し上げたとみられ、県水俣病保健課は「未申請だった人がまだ多かったということ。周知を徹底し、申請を促したい」としている。

3月の申請件数は、救済前に亡くなった人の遺族からの申請12件を加え、971件。県の累計は、3万5259件となった。鹿児島県に対する3月の申請は496件で、累計1万6477件。新潟県の3月は84件で、累計1326件となった。

患者認定に伴う補償制度は、特措法による救済の申請期限後も存続する。被害者団体からは「補償制度が存続することについても周知を図るべきだ」との指摘もあるが、同課は「機会があれば周知する」と述べるにとどめている。(石貫謹也)

 
リンク
くまにちコム
水俣病百科