ケイコ・フジモリ候補 (写真は時事通信)

ケイコ・フジモリ候補 (写真は時事通信)

【時事通信】 ペルー大統領選は11日も開票が進み、選管発表によれば開票率88.1%時点で、ウマラ元陸軍中佐(48)が得票率31.5%で首位を維持した。次いでフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ国会議員(35)が同23.2%で2位。6月5日の決選投票に進むのは確実で、父娘2代続けての日系人大統領誕生を目指すことになる。

決選投票になれば、3位のクチンスキ元首相に集まった票が独裁色の強いウマラ氏を嫌い、ケイコ候補に結集するとみられる。貧困層に人気のあるケイコ大統領が誕生すれば、アルベルト・フジモリ元大統領の釈放も近くなり、国内は大いに明るく盛り上がるだろう。

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