「国防の常識」トークライヴ
8月10日に角川から新書「国防の常識」が出版されます。
 http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167 
つきましては当日、東京都中央区銀座、伽藍(がらん)バーにて出版記念トークライヴを開きます。
トーク:鍛冶俊樹(かじとしき) 
唄:相馬瑞加(そうまみずか)  相馬 瑞加 | Facebook 
ピアノ:CHIKA  Chikaのホームページ 
| 出版記念トークライヴ | |
|---|---|
| 日 時 | 8月10日(金) 19:30開演~21:30 | 
| 会 場 | 伽藍(がらん)バー  http://www.ghalan.com/  東京都中央区銀座6-4-8曽根ビル地下2階  | 
| 参加費 | 5000円(2ドリンク+軽食付き) | 
| 申込先 | 伽藍バーに電話で予約。 電話:03-3289-3600 営業時間18:00~24:00 日曜は休み  | 
| 他 | 定員20名 | 
 
新著「国防の常識」の概要は以下のとおり
1 アジアの地政学的危機
- 死せる金正日の策謀
 - 米国は日本を見捨てた?
 - ヨーロッパの崩壊
 - 中国人民解放軍の思想と行動
 
2 国民防衛の思想
- 災害派遣と国防
 - トモダチ作戦の舞台裏
 - 自衛隊は軍隊か?
 
3 経済防衛なき経済大国
- 尖閣事件はなぜ起きた?
 - 経済戦争の起源
 - TPPと尖閣事件
 - 帝国主義とは
 
4 情報戦争と情報防衛
- 正規戦と情報戦争
 - スパイ国家の実像
 - ハニートラップの被害者は男とは限らない
 
5 エシュロン
- 国際競争力の喪失
 - 通信傍受と暗号解読
 - 為替操作とインサイダー取引
 
6 サイバー戦争
- インドネシア解体と東チモール
 - インターネットの起源
 - 情報覇権と帝国主義
 
7 文化防衛と文明の衝突
- 三島由紀夫の文化防衛論
 - ハンチントンの文明の衝突
 - 日本の自虐史観
 - 東京裁判と中国共産党
 
8 軍事防衛と核戦略
- 復活したロシアの脅威
 - 北朝鮮のシナリオ
 - 核戦争で人類は滅びるか
 - 台湾と沖縄の運命
 
9 防衛省を解体して総力戦体制を確立せよ
- あまりに弱体な防衛省
 - 防衛省は雑居官庁
 - 総力戦体制を確立せよ
 
(註)この概要は初稿からの抜粋であり、必ずしも新著の目次とは一致していない
8月10日出版ですが、月初にはネットで入手可能、書店などでも第2週には並び始めるようです。
当日、トークライヴは販売およびサイン会を兼ねていますが、先にご購入いただいた本にも希望があればサイン致します。
さて軍事ジャーナリストのトークライヴは如何なるものか?と訝る向きもあろうかと思いますが、基本的に軍歌は唄いません。軍服も着ません。従ってナチスのコスプレとか特攻服での御来場は御遠慮下さい。
新著の特徴は軍事の背景となっている歴史や文化を重視している点です。そこでトークライヴでは主に歴史や文化について語ります。そして関連した音楽を披露する趣向です。
どんな曲をやるか?
“Stand alone”(坂の上の雲主題歌) 帰らざる日々(アニメ「紅の豚」から) パリは燃えているか(映像の世紀テーマ) 時の過ぎ行くままに(映画カサブランカ)等々
歌手の相馬瑞加さんはジャズから演歌まで幅広いレパートリーをこなします。クラシックも出来そうなので今回 “stand alone” を敢えてお願いしました。
ピアノのCHIKAさんはジャズピアニストですがやはりクラシックまでこなせる人で「パリは燃えているか」をソロであそこまで見事に引ける人は他にいないだろうと思います。
軽食付きとなっていますが、クレオール風料理をお願いしてあります。クレオール料理はフランス料理がアフリカ、アメリカの素材と融合して生まれた植民地文化です。これを味合いつつ帝国主義の歴史を語るという訳です。
素敵な夏の夕べをお楽しみいただければ幸いです。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、論文「日本の安全保障の現在と未来」が第1回読売論壇新人賞佳作入選。現在、日経ビジネス・オンライン、日本文化チャンネル桜等、幅広く活動。
リンク
メルマガ:鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
<著作>
国防の常識
戦争の常識 (文春新書)
エシュロンと情報戦争 (文春新書)
総図解 よくわかる第二次世界大戦―写真とイラストで歴史の流れと人物・事件が一気に読める
