拓殖大学の黄文雄教授は、長年中国を研究した結果、「中国や戦後日本の学者が言うことを逆観すれば、だいたい正しくなることがわかった」といいます。

政治は日本のまつりごと 
山村明義の神代のブログ 2012-04-18 を転載

日本人よ!
いまこそ中国のマインド・コントロールを解き放て!

石原慎太郎都知事による尖閣諸島の「買い取り宣言」で、中国政府側が相も変わらずデタラメな反論をしている。中国外務省の劉為民報道官は、18日の定例会見で「一部の政治家がこうした言動を繰り返すことは、両国関係の大局だけでなく、日本の国際的イメージを損なう」と発言した。

しかし、事ある度に繰り返されるこのような発言は、中国という国が過去、こうやって日本をマインド・コントロールしてきたのか、ということを逆によくあらわしている。

いうまでもなく、尖閣諸島は78年に突然中国が領有を言い始め、それより以前に自ら領有していたと国際的に宣言しているものは何もない。事実関係として、終戦後のサンフランシスコ条約で、当時の中華人民共和国が領有を主張した、という事実は一切ない。

さらに私自身、この尖閣諸島を個人的に所有してきた栗原さんに直接聞いたことがあるのだが、「中国人自身も何人か尖閣諸島を買収しに来た」と語っていた。中国自身が所有権を持たなければ、日本の領有権を認めることになる、というやましい気持ちを持っていた証拠である。

いずれにせよ、「両国関係の大局だけでなく、国際的イメージを損なう」という言動は、絶対に日本ではなく、中国自身が行ってきたことである。

ちなみに中国は、戦前から日本人に対するマインド・コントロールと洗脳を同時に行ってきた。日本人捕虜などを手厚く厚遇し、「中国は日本人に対する恩人だ」というイメージを日本人の頭の中に必死で刷り込んできた。この発端と経緯については、今月号の「サピオ」(小学館)の記事で私自身が証明している。

だが、戦後の日本人の約半数は、この中国によるマインドコントロールに引っかかってしまった。例えば、「日本の核所有は悪で、中国の核所有は善」あるいは、「中国はチベットや南モンゴル、ウイグルなどへの侵略や弾圧は行っていない、もしくは中国国内の人権問題だろう」と考えている日本人は、残念ながら、いまだに中国人の洗脳にかかっている証拠だ(どこが違うのかすらわからない日本人もいる)。

日本人よ、そろそろ洗脳から目を覚ませ。 日本人よ、いまこそ中国のマインドコントールから自分を解き放て。

そうでなければ、いつまで経っても日本人自身が行けない日本の領土を続々と作り続け、まともに日本の主権を真剣に考えることすら、「やってはいけない悪いことだ」という「媚中派左翼人士」になってしまうからである。
中国が日本に「国際的イメージを損なう」?まったく笑わせるな!

 
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