【文化】3.20青山墓地　軍人さんのお墓を清掃する会

「私たちは忘れない！　軍人さんのお墓を清掃する会」
世話人　比留間羝羊

「兵隊さんよ　ありがたう！　御國のために戦った兵隊さん　ありがたう。　兵隊さんのおかげです」。

靖國の國家護持がままないどころか、兵隊さんの国営墓地　軍人墓地は忘れ去られなんとしてゐます。
4年前から、軍人墓地をお参りする小さな会を始めました。

都心も都心　青山墓地に軍人墓地はあります。
日清戦争開戦前　明治20年　125年前　畝傍（うねび）艦といふ軍艦はシンガポール海上に沈没しました。
常陸丸は記念碑が靖國　大村益次郎銅像の傍らに祭られてますが、墓地は青山に在ります。

明治37年　近衛聯隊の乗船する輸送船常陸丸は勇躍征途に赴き、渡満途上、日本海上にて露西亜海軍に包囲されました。降伏を潔しとせず、軍旗を奉焼して連隊長以下一千余名ほぼ全員が散華された痛ましい事跡です。

畝傍艦墓地と常陸丸墓地は櫻並木を挟んで相対してあります。常陸丸墓所、畝傍艦墓所ともに香華が供えられています。ご先祖様のお墓参りは自らの紐帯（ちゅうたい）です。

軍人墓地のお参りは國との紐帯（※1）を求めるに他なりません。春彼岸のお中日　小さな愛国運動に　ぜひご参加ください。

※1　紐帯（ちゅうたい）：二つのものをかたく結びつけるもの。社会を形づくる結びつき。