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絶景!冬の阿蘇 観光旅館組合が氷ツアーを企画
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絶景!冬の阿蘇 樹氷を楽しむ氷ツアー

凍りつく滝や巨大な氷柱など阿蘇の冬ならではの景観で観光客を呼び込もうと、阿蘇温泉観光旅館協同組合が阿蘇カルデラツアーの冬企画として「3大氷ツアー」を計画。阿蘇市内の旅館やホテルの従業員ら19人が7日、観覧ツアーを体験した。

同組合が着目したのは落差が100メートルある古閑の滝と、高さ5メートルの巨大な氷柱が連なる仙酔峡の滝、雪や樹氷を楽しめる草千里の3カ所。ツアーは、その日最も状態のいい場所を一つ選んで案内する。

同日はバスに乗り合わせて古閑の滝を訪問した。年末から続く寒波で今季の同滝はこの数年で最も凍りついた状態。参加者は、巨大なシャンデリアのような自然の芸術品に驚きの声を上げていた。

仙酔峡では氷柱が上下のほか左右もつながり、高さ5メートル、幅5メートルの“氷のカーテン”を作っていた。

「いずれも冬の厳寒期にしか見られない、秋の雲海にも劣らない素材」と同組合の吉澤寿康さん(36)。しばらくは寒気が続くとの予報に「多くの人に楽しんでもらいたい」と期待を込める。

ツアーは2月末まで1人でも実施。料金は2千円。組合加盟の旅館・ホテルの宿泊者限定。同組合TEL 0967(32)1960。(三賀山雄三)
 
 
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