笹川日仏財団 より転載

日仏シンポジウム《ルーツとルーツの対話》

笹川日仏財団では、3月11日~14日まで、伊勢の皇学館大学で日仏シンポジウム「ルーツとルーツの対話」を開催します。フランスの有名な文人政治家アンドレ・マルローが、40年前の京都で「東西対話はルーツとルーツの対話が必要」との提言をしていたこともあり、第62回伊勢遷宮を機に霊性文化の深層を探ります。

日本側の責任者の一人である竹本忠雄先生(筑波大学)は、アンドレ・マルローが世界遺産である熊野古道から那智の滝、伊勢神宮への旅で啓示を受けた時に同行された方です。

少し堅苦しいシンポジウムのように思われるかも知れませんが、日仏の斯界の権威が一同に会するのは珍しく、これが最初にして最後かも知れません。

  笹川陽平ブログ より

 

プログラム

【自然とサクレ ( 聖性 ) 】 3月11日[火]
ベルナール・セルジャン(フランス神話学会会長 )
アンドレ・ヴォシェ(中世霊性史、元碑文文芸アカデミー会長)
ベルナール・フォール(コロンビア大学教授)
後藤 俊彦(高千穂神社宮司)
鎌田 東二(哲学・宗教学、京都大学こども未来センター)
稲賀 繁美(比較文化、国際日本文化研究センター)

【芸術と宗教】 3月12日[水]
フェランテ・フェランティ(写真家、聖地巡礼)
アミナ・タハ・フセイン・岡田(インド美術、ギメ美術館主任学芸員)
フランソワ・ラショー(宗教美術史、仏極東学院・高等研究実践院)
高橋 陸郎(詩人、現代詩・短歌・俳句並作)
芳澤 勝弘(花園学園大学)
ツトム・ヤマシタ(音楽家、音禅法要芸術監督)

【霊性的体験】 3月13日[木]
フィリップ・マルキヴィッチ神父(ベネディクト派修道会士)
ベルトラン・ヴェルジュリ(パリ聖セルギウス研究所、『驚愕への帰還』)
太寛常慈(臨済宗妙心寺派フランス人禅僧)
島薗 進(宗教学・死生学、上智大学)
長谷川 三千子(哲学、評論、埼玉大学)
高橋 和夫(哲学・宗教学、文化学園大学)

【ルーツと普遍性、日仏における新しい霊性の形】 3月14日[金]
ダニエル・エルヴュー=レジェ女史(宗教社会学、『忘れじの宗教と、動く宗教と』)
ジャン=ピエール・ローラン(ルネ・ゲドン研究、秘境史、CNRS)
アレクシィ・ラヴィス(翻訳家、哲学・儒教・道教・仏教、ルーアン大学)
丸山 敏秋(東洋思想史、倫理研究所理事長)
田中 英道(美術史、評論、東北大学)
吉田 敦彦(比較神話学、学習院大学)

総括:オリヴィエ・ジェルマン=トマ(作家・放送製作)
竹本忠雄(マルロー研究、筑波大学)

案内パンフレット兼申し込み(PDF)

詳 細
日時 2014年3月11日(火)~14日(金)
開場8:30 会議9:00~16:50 最終日のみ9:00~17:45
会場 皇學館大学
三重県伊勢市神田久志本町1704番地
Tel:0596-22-6309
伊勢市駅(JR・近鉄)または宇治山田駅(近鉄)より、内宮行(徴古館前経由)または宿浦行バスに乗車(約10分)し、皇學館大学前下車。又は徒歩約15分。
参加費 入場無料・同時通訳付
申込先 ご氏名、ご所属、お役職名、ご連絡先(住所・tel/fax・メール)、参加ご希望日をご記入の上、t-ito@spf.or.jp または fax 03-6229-5449 まで
主催 笹川日仏財団  特別協力:皇學館大学
案内パンフレット兼申し込み(PDF)

日仏シンポジウム《ルーツとルーツの対話》