毎日新聞 3月6日(日)を転載

船橋市国際交流協会(田村泰一会長)を母体に、外国籍の市内在住者が参加する交流組織「外国人ネットワーク」が1月に発足し、その披露を兼ねたイベント「国際交流春のつどい」が5日、同市の宮本公民館であった。

この組織は、市民と外国人が連携協力してまちづくりを進めるのが狙いで、現在16カ国の32人が登録。語学や趣味、資格を生かす場の提供や生活情報の交換を進める県内でも珍しい試み。将来は外国人の自主運営とし、最終的には市内の88カ国1万2500人全員の登録を目指している。

この日は一般市民も合わせて約200人が参加し、市内在住の外国人がそれぞれの民族衣装をまとって自己紹介=写真。その後、民族音楽や劇を披露した。ペルーの「天空都市」マチュピチュの民族衣装を着たマタヨシ・グローリアさん(50)は「いろんな国の人と交わるのは素晴らしい」と話していた。【橋本利昭】