戦争という最終手段には深刻な原因があります。その解決のために、対策を練り尽くした結果が大東亜戦争という自国防衛の戦いになりました。戦争というのは勝敗に関わらず、多くの命、経済、物資が双方共に失われます。それを回避するためには歴史の真実を知り、戦争に至らぬよう智慧を養っていくことが歴史教育だと思います。

戦後の日本では学校という場において「旧日本軍はアジア全土で侵略戦争をした」「世界で一番残酷なことをした」などと、子供達に教えてきました。これは戦勝国が敗戦国に科したものの一つです。
多感な子供達が記憶し信じたことは大人になっても変わることなく脳に住み続けます。これが間違いだと指摘されることは、それまでの半生を否定されることになるため到底受け入れられません。

私たち日本人は海に囲まれた海洋国家に暮らす農耕民族です。先祖代々からの土地に暮らし、そこで生きていくための智慧を親から子へ、子から孫に伝承してきました。そうして秩序ある村社会ができ、地域共同体が重なり合い国として存続してきました。

日本人としての原点を知り、まず大人たちが真実を学び、そして子供達に伝えていくことが大切です。ありもしない歴史を基にしているがゆえに正しい判断ができず、戦後も領土を奪われ、多くの国民が拉致されその人生を奪われ、今なお尖閣諸島は存続を脅かされています。平和な暮らしを守るために、まず正しい歴史を知ることから始めましょう。

ChGrandStrategy(youtubeチャンネル)より転載
独ソ開戦と日米開戦【CGS 世界と日本の戦争史 第25回】

資料:ChGrandStrategy(youtubeチャンネル)