3月26日、東京都小笠原村議会において、オスプレイで急患搬送することを求める決議を行い、賛成多数で可決された。
これは「小笠原の安心・安全のために運用することを求める決議」として行われ、賛成4反対3という結果だが、反対した議員も趣旨には理解を示しながら、議論が早急すぎる等、趣旨とは違った理由がほとんどであり、「オスプレイで急患搬送を」との想いは同じといえる。

昨年3月小野寺防衛大臣が、「小笠原の急患搬送にはオスプレイが威力を発揮する」と発言したのを機に、地元議員らによってオスプレイ配備を防衛省に求める決議案が練られてきた。
今回の決議に基づき、防衛省への要望がかないオスプレイでの急患搬送が実現した場合、硫黄島を経由しなくて済み、搬送時間は飛躍的に短縮されることになる。

<参照>
小笠原村議会議員 一木重夫の政治日記
オスプレイで急患搬送を・村議会で決議

決議の正本(クリックで拡大)
決議の正本

<リンク>東京都 小笠原村