3.15東京 「20世紀のモンゴル民族運動と日本」

アジア自由民主連帯協議会 より転載

20世紀のモンゴル民族運動と日本

講師 宮脇淳子 先生
   ペマ・ギャルポ 先生

今回、歴史学者の宮脇淳子先生を講師に迎え、清朝末期から20世紀におけるモンゴル民族への弾圧と、それに対するモンゴル民族運動と日本近代史との関係についてお話を伺います。

満洲人を支配層とする清朝が、モンゴルに対する優遇政策を変更したのは20世紀の初めでした。北清事変(義和団の乱への日本をはじめとする諸国の鎮圧)の賠償金に苦しむ清朝は、1902年頃からモンゴル草原への漢人の入殖を奨励し、1906年の対モンゴル新政策で仏教僧侶に対する優遇をなくしました。このあとモンゴル人の近代化に向けた民族運動は、ロシアと日本と中華民国の狭間で翻弄されることになります。

20世紀を通して南モンゴルが辿った激動の歴史を、日本の近現代史とからめた通史として学ぶ学習会です。今現在のモンゴルの問題を知るためにも、20世紀の歴史を再確認するこの学習会にご参集ください。

宮脇淳子(みやわき じゅんこ)先生 プロフィール

宮脇淳子(みやわき じゅんこ)先生

1952年和歌山県生。京都大学文学部卒、大阪大学大学院満期退学。東洋史専攻。東京外国語大学から博士(学術)号取得。現在、東京外国語大学非常勤講師。
著書に『真実の満洲史【1894-1956】』『真実の中国史【1840-1949】』(ビジネス社)、『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(ワック)、『韓流時代劇と朝鮮史の真実 』(扶桑社)等。

ペマ・ギャルポ 先生 プロフィール

ペマ・ギャルポ 先生

1953年、チベット生まれ。1978年、上智大学国際学部大学院中退。1980年、ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表。1997年、拓殖大学海外事情研究所客員教授。2001年、チベット仏教ニンマ派総宗門顧問。2005年、桐蔭横浜大学大学院法学研究科教授。一般社団法人アジア自由民主連帯協議会会長。著書に『日本の危機!中国の危うさ!!―日本とインドの強い絆と可能性』(あうん)、『最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』(飛鳥新社)等。

詳 細
日時 2014年3月15日(土) 午後2時開場
会場 神田ビジネスセンターANNEX カンファレンスルーム3A
東京都千代田区内神田1-14-10 内神田ビル3F
【交通案内】都営新宿線「小川町」駅、東京メトロ丸ノ内線 「淡路町」駅/東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水」駅B6 出口徒歩3 分/ JR 山手線「神田」駅、東京メトロ銀座線「神田」駅徒歩6 分/都営三田線、東京メトロ千代田線、丸ノ内線、東西線、半蔵門線 「大手町」駅 C1 出口徒歩7 分
参加費 1,000円 (学生無料)
お問合せ アラタンバガナー
kinzomongol@yahoo.co.jp 080-3834-9633
アリチャ
deendmordoo@yahoo.co.jp 080-3652-0935
主催 南モンゴル文化促進会
共催 一般社団法人アジア自由民主連帯協議会
南モンゴル自由民主運動基金

※チラシPDFファイル