中国がノーベル平和賞に対抗?して「孔子平和賞」なるものを設立したらしい。
どういう経緯か分からないが、ビルゲイツやマンデラ元大統領も候補にあがっていたようだ。それをどういう基準で決めたか分からないが台湾の中国国民党名誉主席の連戦氏が第一回受賞者に選ばれたという。

ビルゲイツやマンデラ元大統領は知らないところで候補者に選ばれて、さぞかし迷惑だろう。
授賞式に連戦が行くのか気になるところだ。

メルマガ「台湾の声」を転載

【茶番劇】中国が連戦に「孔子平和賞」

中国民主活動家の劉暁波氏がノーベル平和賞に選ばれたことに反発する中国当局は、国際社会からの釈放要求を無視して、授賞式に出席できないよう同氏の拘束を続け、各国にノーベル平和賞授賞式に欠席するよう圧力をかけている。

一方で中国はノーベル平和賞に対抗して「孔子平和賞」を急遽設立し、ノーベル平和賞授賞式の1日前の12月9日に北京で「孔子平和賞」授賞式を行うのだという。

アメリカや台湾の報道によると、第1回「孔子平和賞」には、候補にあがった米国マイクロソフト社創業者のビル・ゲイツ氏や南アフリカのマンデラ元大統領らを破って、台湾の元副総統である連戦・中国国民党名誉主席が選ばれたと伝えられている。

連戦事務所は「孔子平和賞がどのような賞かわからないのでコメントできない」としている。

台湾の国民党スポークスマンは、「この賞がどのようなものか確認してからコメントしたい」としながらも、「連戦氏は“両岸”の平和に確かに貢献した」と付け加えた。

台湾野党の民進党の国会党団幹事長を務める管碧玲・立法委員(国会議員)は、連氏が中国に劉暁波氏の釈放を要求し孔子平和賞の受賞を辞退するよう呼びかけた。